館長挨拶

ご挨拶

館長

 このたび生駒ふるさとミュージアムの館長に就任しました芝野圭之助と申します。

 生駒市は市民憲章にも記されておりますように、豊かな緑に育まれ、自然と歴史と文化が調和しながら発展している町です。憲章の概要を見ますと、まず「⑴自然を愛し美しく快適で優れた環境を作る。⑵人が互いに助け合いノーマライゼーションの理念のもと安心して暮らせる優しい街を作る。⑶人権を尊重し、充実した生活を過ごし、心の通いあう優しい街を作る。⑷スポーツに親しみ健康で市民相互の交流を深め、活力のある街を作る。⑸世界に羽ばたく生駒独自の文化の街を知恵を出し合って作る。」とされ、優しい街、健康で活力ある街、愛着と誇りを持って夢が叶う街が希求されております。

 ふるさとミュージアムの設置条例を見ますと「文化的に価値のある本市の貴重な建造物(昭和8年=室戸台風来襲の前年・中川吉治郎の設計で建てられた)であり、かつ、(市内唯一の国による)登録有形文化財である旧生駒町役場庁舎を永く保存するとともに、郷土の歴史文化に関する資料を保存し、及び展示し、もって郷土の歴史文化の普及、市民文化の発展及び郷土愛の高揚に寄与するため、本市に郷土資料施設を設置する。(カッコ内は芝野加筆)」とされております。またその事業は⑴資料の収集、保存、展示及び活用に関すること。⑵ 資料の調査研究に関すること。⑶ 郷土学習の推進、⑷文化財の愛護及び市民文化の向上に関すること。とされ、その他生駒市教育委員会が必要と認める事業を行うこととなっております。

 さて、ここ生駒市には文化財保護法に基づく指定文化財が、国宝2件、重要文化財28件、登録文化財1件、県指定文化財14件、市指定文化財6件、県指定民俗文化財2件、市指定民俗文化財15件、周知の埋蔵文化財包蔵地も88箇所と多数あります。隣接する40万・50万都市の東大阪・枚方市よりもかなり数多く存在しています。

 こうした数ある貴重な文化財を保護顕彰し、次世代の子供達に継承し学べるよう環境整備していくことが、今を生きる我々世代の使命です。これからも多数の市民の方々が楽しくゆったりとした優しい気持ちで学んでいただけるように、館員一同努めて参りたいと考えております。今年度も見学会や講座など、様々な企画が用意されておりますので、ご参加、ご来館いただきますよう、何卒、宜しくお願い申しあげます。

2017(平成29)年4月1日

              生駒ふるさとミュージアム館長  芝野 圭之助


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