◆企画展示室「生駒市北田原城跡の発掘成果展」◆
内容
生駒市北田原町には戦国時代の城跡が残っています。昨年度、(公財)元興寺文化財研究所の発掘調査によって、城の部分的な調査が行われ、曲輪(くるわ)と呼ぶ平坦地から建物跡や石垣が見つかりました。16世紀前半から半ばのもので鷹山氏や三好氏の活躍した時期に北田原城にはどのような人物がいたのか少しずつ分かってきました。出土遺物には古瓦や土器のほか中国製の白磁、染付や茶道具としての風炉道具などが出土しています。その様子の一部を分かりやすく展示します。
会期:5月2日(火)~6月4日(日)
費用:無料
◆生駒の歴史と文化入門講座◆
日時:6月16日(金)14時~15時30分
会場:生駒ふるさとミュージアム
内容
生駒市文化財保護審議会会長の今木義法さんによる講座「現世と異界を結ぶ橋の歴史」。古代から中世にかけて橋の向うは「妖しきもの」が棲まう異界で、橋のたもとには鬼が出没しました。『今昔物語集』などの説話をとおして橋の歴史について学びます。
定員:40人(予定、申込順)
費用:500円(生駒歴史文化友の会会員は400円)
申込み・問い合わせ
6月8日(木)~15日(木)に氏名、電話番号を明らかにして、電話、ファクス、メール、直接、生駒ふるさとミュージアムまでお問い合わせください。
◆考古学入門講座◆
日時:6月17日(土)14時~15時30分
会場:生駒ふるさとミュージアム
内容
当館館長山内紀嗣による講座「日本の始まりと旧石器の文化」。我が国に人類がやってきたのは約3万8千年前とされています。当時の気候は寒く、動物・植物も現在とは少し違いました。現生の人類とその前の人類も少し異なっていました。私たちが日本列島へやってきた経路、当時の道具である石器の文化についても学びます。
定員:40人(予定、申込順)
費用:500円(生駒歴史文化友の会会員は400円)
申込み・問い合わせ
6月8日(木)~16日(金)に氏名、電話番号を明らかにして、電話、ファクス、メール、直接、生駒ふるさとミュージアムまでお問い合わせください。
◆ミュージアム講演会◆
日時:6月24日(土)14時~15時30分
会場:生駒ふるさとミュージアム
内容
近畿大学文芸学部文化・歴史学科准教授新谷(しんや)和之さんによる講演会「生駒の中世城郭」。戦国時代には数多くのお城が築かれました。城の遺構や分布からは、戦乱に明け暮れ、翻弄された人々の姿がみえてきます。本講演会では、城跡の観察を通じて、知られざる生駒の戦国史に迫ります。
定員:40人(申し込み順)
費用:600円(生駒歴史文化友の会会員は500円)
申込み・問い合わせ
6月8日(木)~23日(金)に氏名、電話番号を明らかにして、電話、ファクス、メール、直接、生駒ふるさとミュージアムまでお問い合わせください。